メンバーの指導育成
企業をはじめとする組織は今、社会構造の転換、グローバル化の進展、技術の革新、市場の変化、少子・高齢化への対応、IT・情報化など構造的変革期に直面しています。こうした変化は従来の延長線上にはない新しいものであり、管理のあり方も再構築の必要性に迫られています。これからの管理者に強く要請されるものは、こういったインパクトへの対応であり、特に変化の中にあって柔軟な適応をこなせる優れた人材の育成です。企業における人材育成機能の中でもとりわけOJTにウエイトがかかってきています。なぜなら業績向上の担い手と変化対応の担い手は第一線のメンバーであり、そのメンバーの能力と行動いかんが経営を大きく左右していくからです。
部下を指導育成するときには、部下を一律にみるのではなく、4つの型(委譲型、助力型、指導型、指示型)に分けて、それぞれのタイプに合った指導をすることが最も重要になります。効果の上がる計画的OJTとは・・・・